奥景
石垣島 サンゴ礁 川平湾 鍾乳洞 マングローブ 沖縄 旅行

石垣島はサンゴ礁がつくった島だった|白い砂、川平湾、鍾乳洞、マングローブがひとつにつながる2泊3日

📅 取材時期:2025年6月

着陸の少し前、飛行機の窓の下に、海の模様が見えてきました。

濃い青のなかに、明るい緑の帯がぐるりと島を囲んでいます。

その帯のふちには、白い線が細く走っていました。

妻
石垣だー!珊瑚礁が見えるね。

それから三日間、私たちはいろいろなものを見ました。

ふかふかの白い砂。

底まで透けるエメラルドの湾。

海の底のような鍾乳洞。

海のなかに一本だけ立つ木。

どれも、ばらばらの見どころに思えました。

ところが最終日、島の北の端から海を見下ろしたとき、それが一本の線でつながったのです。

その線の名前は、サンゴ礁でした。


バンナ公園の展望台 — 島なのに、けっこう山がある

空港に降りると、まず空が広いと感じました。

ハイビスカスが咲いていて、道の両側にはさとうきび畑が続きます。

レンタカーで最初に向かったのは、バンナ公園の展望台です。

サファリパークのような、ぐねぐねの山道を上っていきます。

私
沖縄本島より、起伏に富んでる?

バンナ公園の展望台から見た石垣の市街地と青い海。沖に平たい島が浮かび、手前に柵がある

展望台からは、市街地の向こうに青い海が広がっていました。

妻
きれー!!めっちゃ海が綺麗!

振り返ると、島の内側には緑の山が連なっています。

結構山があるね、と二人で言い合いました。

途中から、雨というより霧のようなものが降ってきました。

海と山の島、というのが最初の印象です。

この「山」が、あとで意外な意味を持つことになります。

📍 バンナ公園(エメラルドの海を見る展望台)
所在地沖縄県石垣市
見どころ市街地と青い海を見下ろす眺め。島の内側の山並み

ダグズ・バーガー — 肉、肉、肉

お昼は、ダグズ・バーガーへ。

多良間牛のノーベジバーガー(2,210円)は、その名のとおり、ひたすら肉です。

バンズはふわふわで、内側だけカリッと焼いてありました。

ツナステーキバーガー(1,690円)のツナは肉厚で、美味しかったです。

ただ、バーガーに合うかというと、少し考えてしまいました。

分厚いオニオンリングは、玉ねぎが甘くて衣がサクサクです。

どれも美味しかったのですが、満足度に対して少し値段が高く感じました。

また来るかと聞かれたら、たぶん別のお店を選ぶと思います。

📍 ダグズ・バーガー
所在地沖縄県石垣市
食べたもの多良間牛ノーベジバーガー 2,210円、ツナステーキバーガー 1,690円、オニオンリング ほか(訪問時)

幻の島・浜島 — 海の上に、白い砂だけの島

午後は、marine house やまんぐぅ〜のツアーで、幻の島と呼ばれる浜島(はまじま)へ向かいました。

浜島へ向かうボートから見たエメラルドグリーンの海。ところどころ暗く見えるのはサンゴの群落

ボートから見る海は、エメラルドグリーンでした。

ところどころ、暗い色のかたまりが沈んでいます。

これが、サンゴの群落です。

最初は岩かと思っていました。

浜島は、海の上に白い砂だけが現れたような島です。

浜島周辺の白い砂浜と透き通った浅瀬。黒い岩がところどころに点在する

水が、めっちゃ綺麗です。

足元の砂は、ふかふかなのに、踏みしめると硬い。

不思議な感触でした。

よく見ると、砂のなかに白いかけらがたくさん混じっています。

白い砂の上に落ちているサンゴのかけら。まわりの砂粒にもサンゴや貝の破片が混じっている

サンゴのかけらです。

砂粒のひとつひとつも、サンゴや貝の破片のように見えました。

このとき、ふと思いました。

この島の白い砂は、もしかして全部サンゴなのでは、と。

体験ダイビングが、これまでで一番楽しかった

浜島では、体験ダイビングもしました。

最初は、足がつく浅いところで息の練習ができます。

これが、とてもありがたかったです。

自分で泳いで動いたのは、初めてでした。

イソギンチャクの口が開いたり閉じたりするたびに、小さな魚の群れがワッと出入りします。

体のなかの藻が光合成をするという、シャコ貝も見ました。

私
これまでで一番楽しかった。

ずっと私たち二人とガイドさんの三人だけで、貸切のような時間でした。

帰りのボートでは、魚がぴょんぴょん海面を跳ねていました。

ビーチサンダルには、ご注意を

ひとつ、失敗談があります。

幻の島を、ビーチサンダルで歩き回ってしまいました。

その結果、私の足の甲が、火傷のように日焼けしたのです。

帽子をかぶっていたのに、頭のてっぺんまで焼けていました。

しかも、ビーチサンダルは壊れました。

二日目の夜は、氷で足を冷やして過ごすことになりました。

白い砂の島は、照り返しも強いようです。

足の甲まで日焼け止めを塗るか、マリンシューズで歩くのがおすすめです。

📍 幻の島・浜島
場所石垣島の沖。ツアーのボートで上陸
利用したツアーmarine house やまんぐぅ〜(浜島上陸&体験ダイビング)
注意日差しと照り返しが強い。足の甲まで日焼け対策を

ホテルの窓から — 沖に走る、白い波の線

宿は、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートのプレミアムベイルームです。

大きな窓の向こうに、海が見えます。

目の前は浅い海で、水の色が明るく透けていました。

そして少し沖に、白い波が一本の線のように立っています。

飛行機から見えた、あの白い線です。

線の外側は濃い青で、内側は穏やかな浅い海。

この「白い線」が何なのかは、このあと少しずつ分かってきます。

ちなみに、部屋の茶器は石垣焼で、とても綺麗でした。

気に入って、翌日は窯元まで足を延ばしたほどです。

📍 ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
所在地沖縄県石垣市
泊まった部屋プレミアムベイルーム
良かった点大きな窓から見える浅い海と、沖の白い波の線。石垣焼の茶器

川平湾 — 底が見える緑と、底が見えない青

二日目は、島の北西にある川平湾(かびらわん)へ向かいました。

グラスボートに乗って、船の底から海をのぞきます。

川平湾の波打ち際。白い砂と透き通った水の向こうに緑の小島とボートが浮かぶ

エメラルドグリーンのところは、底がはっきり見えるほど浅いのです。

ところが、深い青のところは、下がまったく見えません。

同じ湾のなかで、こんなに深さが違うのかと驚きました。

前の日のダイビングでも見た、シャコ貝がいました。

そして、アオウミガメも。

ただ、魚は意外といっぱいではありませんでした。

サンゴも、思っていたほどは見られなかったのです。

サンゴを見るなら、前の日のダイビングのほうが良かった、というのが正直な感想です。

それでも、船を降りてからが本番でした。

海が綺麗すぎて、二人で写真を撮りまくったのです。

川平湾を見下ろすパーキングからも、水がめっちゃ透き通って見えました。

🔍 なぜ、海がエメラルドグリーンに見えるのか
浅い海の底が白い砂だと、光が底で跳ね返って、水が明るい緑がかった青に見えるとされています。

深いところでは光が底まで届かないため、濃い青に見えます。

では、その白い砂はどこから来たのか。

沖縄の白い砂浜の砂は、サンゴや貝殻、有孔虫(ゆうこうちゅう)と呼ばれる小さな生き物の殻などのかけらでできているとされています。

浜島で見たサンゴのかけらは、まさにその材料だったわけです。
📍 川平湾
所在地沖縄県石垣市川平
楽しみ方グラスボートで海の中をのぞく。湾を見下ろすパーキングからの眺めもおすすめ

御神崎 — 黒くてゴツゴツした、かえるの岬

川平湾から、島の西の端にある御神崎(うがんざき)灯台へ。

ここで、これまでとはまったく違う景色に出会いました。

御神崎の黒っぽい縞模様の岩の岬。手前に青い海と浅い礁が広がる

岬は、黒っぽいゴツゴツした岩でできていました。

岩には、縞模様が見えます。

妻
かえるみたいな岩!

岩の足元の海は、やっぱり綺麗です。

浅いところにはサンゴ礁が見えて、海の色の違いがよく分かりました。

それにしても、白い砂浜ばかりだと思っていた島に、こんな黒い岩があるとは。

この岩は、サンゴではありません。

火山活動に関わる、古い岩だとされています。

サンゴ礁の白とは、正反対の顔です。

この「サンゴではない岩」のことも、覚えておいてください。

📍 御神崎灯台
所在地沖縄県石垣市(島の西端)
見どころ黒っぽい縞模様の岩の岬と、足元のサンゴ礁。海の色の違い

石垣島鍾乳洞 — 洞窟なのに、海の底みたい

石垣焼の窯元で、二人で煎茶の湯呑みを選んだあと。

石垣島鍾乳洞に入りました。

入口の前には植物の説明が並んでいて、ちょっとした植物園のようです。

石垣島鍾乳洞の内部。天井から下がる鍾乳石と、床から伸びる石筍

中は広く、照明に照らされた岩がキラキラしていました。

妻
キラキラ!海底みたい。

これまでに行った鍾乳洞とは、また違う雰囲気です。

どの鍾乳石も形がばらばらで、ひとつとして似たものがありません。

案内板によると、全長は3200m。

そして、鍾乳洞の中で化石を見ることができる、とも書かれていました。

洞窟の中に、化石。

ここで、ひとつの話がつながり始めます。

🔍 海底みたい、は半分正解だった
鍾乳洞は、石灰岩という岩が、雨水や地下水に少しずつ溶かされてできた洞窟です。

石垣島や沖縄の島々の石灰岩は、昔の海にあったサンゴ礁が、陸の上に持ち上がってできたものだと考えられています。

つまり、私たちが歩いていたのは、かつての海の底、それもサンゴ礁の中だったことになります。

海底みたい、という妻の第一印象は、あながち外れていなかったのです。

洞内で化石が見られるのも、もとが海の生き物がつくった岩だからなのでしょう。
📍 石垣島鍾乳洞
所在地沖縄県石垣市
見どころ広い洞内と、形の違う鍾乳石・石筍。洞内で化石も見られる(案内板より)

あらかわ食堂 — 八重山そばと、もちもちの牛そば

鍾乳洞のあとは、あらかわ食堂でお昼にしました。

あらかわ食堂の八重山そば。太い丸麺に細切りの肉とかまぼこがのる

八重山そば(小)は500円。

小といっても、十分な大きさです。

麺は太い丸麺で、粉の感じがあって歯ごたえがあります。

細切りの肉と、かまぼこを揚げたような具がのっていました。

スープは、出汁感というより、あっさりしたラーメンに近い印象です。

もうひとつ頼んだ牛そば(小)は900円。

こちらはスープが濃いめで、牛肉がもっちもちでした。

麺と一緒に食べると、ちょうどいい塩梅になります。

📍 あらかわ食堂
所在地沖縄県石垣市
食べたもの八重山そば(小)500円、牛そば(小)900円(訪問時)

名蔵アンパルと一本マングローブ — 波の静かな海に、森が立つ

この日の朝、ホテルを出てすぐに寄った場所があります。

名蔵湾(なぐらわん)に立つ、一本マングローブです。

名蔵湾の海の中に、1本だけぽつんと立つマングローブ

妻
ほそーい!

海のなかに、木が一本だけ立っています。

めっちゃ珍しいんやね、と二人で眺めました。

そして午後、ホテルのプールでひと休みしてから、同じ名蔵の名蔵アンパルへ向かいました。

車を降りて、細い道をロープにつかまりながら下りていきます。

初めての、マングローブ探検です。

名蔵アンパルの干潟に立つマングローブ。タコの足のような根が泥から伸びている

私
楽しいー!!

マングローブは、タコの足のような根で泥の上に立っていました。

干潟では、シオマネキが白いはさみをカチカチと動かしています。

足元には、いんげん豆のような細長い種が落ちて、泥に刺さっていました。

マングローブの種です。

ズブズブの泥を想像していましたが、思ったより歩きやすく、普通の靴で大丈夫でした。

ここで、ひとつ疑問が浮かびました。

海と陸のあいだに森ができるには、波が静かでないといけないはずです。

外洋に面した島なのに、どうしてこんなに穏やかなのでしょうか。

🔍 ホテルの窓から見た「白い線」の正体
石垣島のまわりは、島を縁取るようにサンゴ礁が広がっているとされています。

サンゴ礁の外側の縁(リーフ)では、外洋から来た大きな波がぶつかって砕けます。ホテルの窓や飛行機から見えた白い波の線は、この波が砕けている場所です。

そのぶん、リーフの内側の浅い海(礁池、沖縄ではイノーとも呼ばれます)は、穏やかになります。

波が静かな湾や河口には、川が運んだ泥がたまりやすく、マングローブが育ちやすい環境になると考えられています。

サンゴ礁は、白い砂をつくるだけでなく、マングローブの森が育つ静かな海も用意していた、ということになりそうです。

翌日に寄った吹通川(ふきどうがわ)のマングローブ林は、ほぼ満潮で歩けませんでした。

それでも水はきれいで、根のあいだを魚が泳いでいるのが見えました。

📍 名蔵アンパル・一本マングローブ
所在地沖縄県石垣市名蔵(名蔵湾沿い)
見どころ干潟のマングローブとシオマネキ。湾の中に一本だけ立つマングローブ
注意干潟へはロープにつかまって細い道を下りる。潮の満ち引きで歩ける範囲が変わる

荒川の滝 — 丸い岩の渓流と、蝉の声

三日目の朝は、ISHIGAKI LABOのパンから始まりました。

事前に電話で取り置きをお願いしておいたお店です。

石垣の塩バターベーグル(290円)はむっちりしたコシがあって、ときどき岩塩がシャリッとします。

紅芋あんぱんは、あんがなめらかでした。

明太フランス(360円)は、かなり硬めです。

美味しくはあるけれど、そこまでかな、というのが二人の感想でした。

パンを手に、荒川の滝へ向かいます。

車を停めて、石の段差を下りていくと、もうそこが滝でした。

荒川の滝。森の中、大きな丸い岩のあいだを小さな滝が流れる

まさに秘境です。

聞こえるのは、蝉の声と、滝の水音だけ。

海の島だと思っていた石垣島に、こんな森の渓流があるのです。

足元には、大きな丸い岩がごろごろしていました。

この岩も、サンゴではありません。

荒川の滝のあたりの岩は、花崗岩(かこうがん)だとされています。

地下深くでマグマがゆっくり冷えて固まった岩で、サンゴ礁よりずっと古いものと考えられています。

初日の展望台で「結構山があるね」と言った、あの山。

御神崎の黒い岩と、荒川の丸い岩。

それは、サンゴ礁がない場所に見えていた、島のもうひとつの顔だったのかもしれません。

📍 荒川の滝
所在地沖縄県石垣市
見どころ丸い岩がごろごろした渓流と小さな滝。蝉の声と水音だけの静けさ
注意車を停めてから石の段差を下りる。滑りにくい靴が安心

サビチ鍾乳洞 — 洞窟を抜けたら、海

島の北へ走ります。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落では、見上げるほど大きなヤシに驚きました。

運転中には、山の上にボコっと飛び出した岩のようなものも見えました。

野底岳(のそこだけ)でしょうか。

そして、サビチ鍾乳洞へ。

中は広く、天井が高い洞窟です。

蒸し暑くて、汗がにじみました。

洞内には、「サンゴ化石群」という表示がありました。

やはり、ここもサンゴ礁がもとになった岩なのです。

私
ゼルダ(ティアキン)の洞窟っぽい。

歩いていくと、前方が明るくなってきました。

サビチ鍾乳洞の出口。暗い洞窟の向こうに明るい海が見える

洞窟の出口の先に、きれいなビーチが広がっていたのです。

サビチ鍾乳洞は、日本で唯一、海につながっている鍾乳洞と案内されています。

サンゴ礁が持ち上がってできた岩の洞窟を抜けると、いまのサンゴ礁の海に出る。

昔の海から、いまの海へ。

洞窟の出口は、そういう場所でした。

📍 サビチ鍾乳洞
所在地沖縄県石垣市(島の北部)
見どころ天井の高い洞内と「サンゴ化石群」の表示。出口の先に広がるビーチ
注意洞内は蒸し暑い。水分を持って入るのがおすすめ

平久保崎 — 上から見たら、全部つながった

さらに北へ。

途中の平久保ビーチは、南西側よりも手付かずの雰囲気でした。

海はめっちゃ綺麗で、波打ち際にはサンゴのかけらや貝殻がたくさん転がっています。

そして、島の北東の端、平久保崎(ひらくぼざき)灯台に着きました。

妻
めっちゃきれー!!!!

ここは高さがあるので、サンゴ礁が上からよく見えます。

初日の展望台よりも、ずっとはっきり見えました。

白い弧を描く砂浜。

その先に広がる、明るい緑の浅い海。

さらに沖に、白く波が砕ける線。

その外側は、深い青です。

飛行機の窓から見た模様が、すぐ目の前にありました。

来てよかった、と心から思いました。

🔍 サンゴ礁が、石垣島をつくった
ここで、三日間に見たものを並べてみます。

浜島と川平湾の白い砂は、サンゴや貝殻のかけらでできているとされています。

海がエメラルドグリーンに見えるのは、サンゴ礁の内側の浅い海に、その白い砂が広がっているからです。

沖の白い波の線は、サンゴ礁の縁で波が砕けている場所。その内側が穏やかなので、マングローブの森が育つ静かな入り江ができると考えられています。

そして鍾乳洞の石灰岩は、昔のサンゴ礁が陸に持ち上がったものとされています。

一方で、御神崎の黒い岩や荒川の滝の丸い岩は、サンゴ礁とは別の、もっと古い岩だとされています。その古い島の土台のまわりに、サンゴ礁が砂や石灰岩を積み重ねてきた、という姿が見えてきます。

ばらばらに見えた景色は、どれも、サンゴ礁という一本の線でつながっていたのです。

ブラタモリでも「サンゴ礁が石垣島を育てた」と紹介されていました。

なるほど、と思いました。

帰り道の玉取崎(たまとりざき)展望台も綺麗でしたが、私たちは平久保崎のほうが好きでした。

📍 平久保崎灯台
所在地沖縄県石垣市平久保(島の北東端)
見どころ高台から見下ろすサンゴ礁。白い砂浜、浅い海、波の砕けるリーフの縁、外洋の青が一度に見える

珊瑚礁は、圧倒的に石垣島

めちゃめちゃ良い旅でした。

行く前は、沖縄本島と同じようなものだろうと思っていました。

実際は、ずいぶん違いました。

赤瓦に白壁の、いかにも沖縄らしい建物は、本島のほうが多い印象です。

石垣島の街は、思っていたより近代的でした。

でも、珊瑚礁は圧倒的に石垣島です。

とにかく海が綺麗で、リゾート感がほしいなら、サンゴ礁に囲まれた島がいいと感じました。

自然と、自由に動ける気楽さと、快適さ。

そのバランスが、私たちにはちょうどよかったのです。

初めての沖縄なら、本島をおすすめするかもしれません。

それでも、海の綺麗さを求めるなら、石垣島です。

今度は、同じサンゴ礁の島である宮古島にも行ってみたいと思っています。

一日目に浜島で見つけたサンゴのかけらは、ただのお土産話のつもりでした。

それが三日目には、島全体の成り立ちにつながっていた。

知らなくても十分に綺麗な海ですが、知ってから見下ろす海は、少しだけ違って見えました。


鍾乳洞の全長・化石・「海につながる鍾乳洞」「サンゴ化石群」の記述は、現地の案内板と洞内の表示(石垣島鍾乳洞、サビチ鍾乳洞)で確認したものです。地質について「〜とされています」「〜と考えられています」と書いた部分は、一般に知られている説明をもとにしており、学術的に確定した情報とは限りません。